お父さんが運動会で転ぶのはスポーツをしていないだけではない

スポーツについて~子供との関係において重視すべきこと

お父さんが運動会で転ぶのはスポーツをしていないだけではない スポーツは、それを行う人によって目的が大きく異なります。たとえば、競技としてそれを行っている人は、勝つこと、より良い成績をおさめることが目的である場合が多いです。娯楽として行う人の場合は、勝つことや良い成績をおさめることよりも、楽しく行うことが目的である場合が多いです。勝つことや良い成績をおさめることと、楽しくスポーツをすることは、両立できる場合もありますが、前者を追求するあまり後者が忘れられがちになり、両立が難しくなる場合もあります。

特に子供がスポーツを行う場合、そのバランスには注意が必要です。スポーツは体を動かすこと、それにより体が鍛えられること、また集中力などを鍛えるのにも役立つため、子供にもぜひ行ってほしいものです。そしてその中で、特定のスポーツにおいて、目を見張るような才能を発揮する子供が出てくることも少なくはありません。そうなると、楽しく行ってきたスポーツの中に、勝つこと、より良い成績をおさめることが重要であるという目的が出てきます。しかし、それを第一の目的にするかどうかの判断は、あくまでも子供が主体となって行わなければならないものです。周囲の大人は、つい、その判断を勝手に行ってしまい、勝つことや良い成績をおさめることを強制してしまいそうになりがちですが、そこはぐっとこらえることが必要です。

何ごともそうですが、スポーツに関しても続けるには『楽しい』と思い続けることができると言うことが重要です。勝つことが楽しい、良い成績をおさめることが楽しい、もっと勝ちたい、もっとうまくなりたい、だからスポーツを続けたいという判断を子供自身がするのであれば問題はありませんが、周囲の大人に促されるような形でスポーツをやっている、勝ってもいる、良い成績もおさめている、でも少しも楽しくない、では子供にとってはあまりに酷なことです。子供とスポーツの関係は、やはりある程度の年齢までは、楽しいことを重視すべきだと言えます。

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